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　機械・設備の担当として、機械の改作に取り組むことがあるのですが、その際、設備担当の視点からは「こう改作したら良くなる」と仮説を立てても、製造現場のオペレーターからは違う要望が出ることも多く、どうしたら良い改作ができるかということによく頭を悩ませます。たとえば、製造機で使用中の材料切れを知らせる通知音が出るよう機能を追加したことがあり、その際にはわかりやすくするつもりで他のエラー音とは異なる音を設定しました。しかし、現場からの実際の声は、音が増えたことでむしろ何を知らせたいかわかりにくくなったという反対意見でした。改作による変化を作業者がどう感じるか、後で意見を聞いてから初めて気付いたこともあり、こまめなコミュニケーションを取りながらでないと本当に良い改作には繋がらないことを痛感させられました。タイムリーに報連相をすることは、そもそも私自身の行動課題でもありますが、自分で良かれと思うだけでなく、改作前に予め想定される変化点を関係者へ事前共有しながら取り組んでいきたいです。今の工場に転勤してきてからそう長くはないのですが、良くしてくれる先輩社員たちがいるので、意見やアドバイスをもらいながら、安全・品質面でより優れた機械設備の改作に繋がるよう、提案を続けていきたいです。

　今現在は主に、フィルター製品を巻き上げる機械の電気関係の点検・定期メンテナンスと、突発的なトラブル対応をしつつ、安全や品質に配慮した機械改作に取り組んでいます。今後の目標として、後世まで残るような優れた機械改作を成し遂げてみたいという想いを持っています。以前、機械の点検作業中に気になる機構を見つけたことがあるのですが、同僚社員から「これは先人のAさんが行った改作なんだよ」といったようなことを教えられたことがありました。良い改作が実現できると、それは後世にもずっと残るような仕事になり得ます。まだまだ先輩社員に知識や経験が及ばない部分がありますが、今の仕事の習熟度を高め、レベルアップしていったその先で、後世に残る機械改作を成し遂げたい！と思っています。