事業紹介Business Overview

フィルター事業

Filter Manufacturing

JFTは、100種類を越えるたばこ用フィルターを製造しており、全てのJT製品にフィルターを供給しています。

種類別には、世界で最も多く使用されているアセテートフィルター、日本のたばこ製品の大部分を占めるデュアルチャコールフィルターに加え、特殊なタイプとして、加香フィルター、リセスドフィルター、CVDデュアルフィルターなども製造しています。

※たばこにフィルターが付けられたのは、1931年にアメリカで初めて使用され、当時は紙が使われていました。
1950年代にアセテート繊維を巻き上げたフィルターが使用され、現在世界の主流としてアセテートフィルターが使用されるようになりました。

フィルターは、たばこの煙を適度に濾過し喫味を緩和化します。また、たばこの刻みが口中に入らないことや適度な硬さが吸いやすさを向上させます。

JFTのフィルター製造技術は、50年以上にわたる経験と技術をベースに、世界のトップレベルにあります。製品の品質と性能には定評があります。下図は、JFTのフィルター商品の一部ですが、最近では、高濾過機能を有するフィルター等、更にユーザーニーズに応えるための製造技術開発にも力を注いでいます。

デュアルチャコールフィルター: 日本市場では、チャコールフィルター付たばこが一般的であり、ＪＦＴは世界最大のデュアルチャコールフィルターメーカーです。チャコールフィルターに関する数多くの技術的ノウハウを有し、それらを製品の品質向上に生かしています。

CVDデュアルフィルター: アセテートとCVDフィルターをデュアル化したフィルターです。CVDフィルター（チャンネルベンチレーションダム）とは、円周上に溝を設け煙と空気の流れをコントロールし従来にない煙量感を実現したフィルターです。

AFカプセル入り加香メンソールフィルター: フィルター内に香料の入ったカプセルを包み込んでいます。カプセルをつぶすことで香の変化を楽しむことができます。

Other Business

Development of Filter Manufacturing Process and Production Technology

JFTでは、これまでに培われた長年のノウハウと高度な技術力をベースに、常に最新技術が反映された機械を導入して製品を製造しており、JTや海外のJTグループ会社等のさまざまなニーズを踏まえながら改善を重ねています。

Export

日本以外では、スイスなどのJTグループ企業や台湾などにも輸出しています。